年末にふと旅行をしたくなり、ぶらり一人旅をしてきました。
基本インドアタイプなのですが、急にこういう時があります(笑)
一人旅でやってみるといいことは?下呂温泉の魅力は?
複数人で楽しく旅行も素敵ですが、一人旅だからこそできることがあると思います。
普段実践していることと、下呂温泉の魅力を伝えられたらと思います。
一人旅の目的
自分と向き合う時間を作る
そもそも一人旅の目的って何でしょうか?
私は旅行そのものをただ楽しむのではなく、自分と向き合う場だと思っています。
勿論、観光地を回っているときはそのものを楽しめば良いのですが、夜の旅館やホテルで一人考えます。
この時間がとても大切だと思います。
自宅でもできることですが、場所が違うだけで、普段とは違った考えや気持ちが湧いてくるように感じます。
誰にも邪魔されず、日常とはかけ離れた場所でゆっくりと、自分と対話する。
勿論、お付き合いしている方や家族がいらっしゃる方は、同意を得るのは難しいところがあるかもしれませんが、一人旅行をする価値は十分にあると思います。
また、そういった時間をあえて作ることで、相手や家族の大切さを感じることができるかもしれません。
一人旅を定期的に実施して、自分と向き合ってみる
体験にお金を使う
ミニマルライフを続けていると、お金が貯まってくるようになります。
貯まったお金の使い道は、できれば「体験」に使いたいものです。
ミニマリストは最低限の大切なモノに囲まれた人たちです。
既にモノは満たされている状態。次に求めるのは充実した体験です。
そう考えたとき、「一人旅」はとても良い時間とお金の使い方であるように思います。
旅の持ち物
仕事の相棒でもあるACE.のリュックに収めます。
リュックの中身
- 下着
- 靴下
- 眼鏡
- 充電器
- バッテリー
- 水筒
リュック以外の装備品
- 財布
- スマホ
- アップルウォッチ
- AirPods Pro
- ノートとペン
1泊旅行ですが、服は2日間同じです。
荷物は少なくがモットーです。
下呂温泉で一人旅
今回訪れたのは下呂温泉です。
下呂大橋から飛騨川
日本三大名湯
まずは下呂温泉について簡単に触れると、
下呂温泉(岐阜県)は、有馬温泉(兵庫県)、草津温泉(群馬県)、と並ぶ三大名湯です。
各名湯の泉質の違いはこちら。
- 草津温泉
強酸性で殺菌力が高く、「恋の病以外は治す」とか
- 有馬温泉
茶褐色の「金泉」は塩分濃度が高く保湿効果が持続。無色透明の「銀泉」はさらさらとした湯ざわり
- 下呂温泉
アルカリ性純泉。なめらかな肌触りが特徴で、美肌効果あり
行ったことがある草津温泉は、強酸性かどうかまで分かりません(覚えていません)でしたが、体がかなり軽くなったのを覚えています。
また、下呂温泉は入った瞬間からお肌が分かりやすいくらいすべすべになりました。
郷土料理
鶏ちゃん
下呂市のソウルフードは「鶏(けい)ちゃん」です。
元祖は「まるはち食堂」さんらしいのですが、市内からやや離れているので、私は、「山びこ」さんのをいただくことに。
お食事処 山びこ
鶏肉とキャベツを炒めて味噌風の味付けをしたシンプルな料理です。
このシンプルながらも優しい味がリピートしたくなります。
お店によってアレンジがあるそうなので、また訪れた際は他のお店にも行ってみたいところです。
<けいちゃん定食 1,100円>
飛騨牛
勿論、下呂市だけではなく岐阜県のブランド牛である飛騨牛も忘れてはなりません。
こちらは、飛騨牛の朴葉みそ定食です。
<飛騨牛の朴葉みそ定食 1,500円>
実を言うと、同じお店(山びこ)でいただきました。
鶏ちゃんを食べているところに、飛騨牛を美味しそうに食べている方を見て、次の日は飛騨牛だと決めておりました。
歯ごたえのあるお肉と共に、味噌で味付けされて美味しいです。
ちなみに、朴葉(ほおば)味噌も飛騨高山地方の郷土料理です。ビールが進む味です。
下呂観光
下呂の有名どころの観光スポットは1日あればほぼ回れます。
私の観光コース
- 山びこ(ランチ)
- さるぼぼ神社
- 加恵瑠神社
- 下呂プリン
- 温泉寺
- 湯之島館
- かえるの滝
- 合掌村
- 旅館(水明館)
いくつかピックアップしてみます。
下呂プリン
いくつか種類がありましたが、私はスタンダードな「まろやか味」を選択。
なめらか、まろやか、幸せな気持ちになります。
<下呂プリン400円>
合掌村
子供の時に教科書で見て以来、いつかは観ておきたかった合掌造り。
白川郷のものが有名ですが、下呂温泉にもあったので行ってみました。
外観だけではなく内部も見ることができます。
歴史館もあり、外観を楽しむだけではなく、歴史も一緒に学べます。
下呂温泉合掌村
水明館へ宿泊
温泉
色々な宿がありましたが、歴史もある水明館を選択。
温泉は山水閣、飛泉閣、臨川閣のそれぞれにあります。
個人的には、山水閣の「野天風呂」が一番良かったです。
独断と偏見でランキングをつけるなら、
- 山水閣「野天風呂」
- 飛泉閣「展望大浴場」
- 臨川閣「下留の湯」
です。
「野天風呂」は、お肌がすべすべになるのをすぐに実感できましたし、露天風呂なのも気持ちが良いです。
「展望大浴場」は夜に入ってもあまり市街が明るくないので、朝に入るのがおすすめです。
「下留の湯」は窓から外を眺められますが、特に目立った眺めではないです。
なお、時間によっては入れる温泉が異なりますので、確認の上計画的に入浴されると良いかと思います。
晩御飯
一人旅ですので、こうなります笑
ただ、こうやって一人で静かに旅館のご飯をいただけるのは大変良いです。
一年間のご褒美の意味合いもあったのですが、来年に向けてさらに頑張ろうと思えます。
あれこれ考えていると、一人でもお酒が進みますね。
水明館 料理茶屋「北乃寮」
水明館にはお食事処が4つあります。
- 料理茶屋「北乃寮」
- 欧風レストラン「バーデンバーデン」
- チャイナルーム「龍遊里」
- ダイニング「常盤」
私は「北乃寮」にしました。地元で採れた食材を活かした料理で、大変美味しくいただきました。
部屋で1年間を振り返り、来年を想う
水明館 宿泊部屋
ご飯を食べた後の夜、そして起床してからの時間は部屋で自分と向き合う時間です。
誰にも邪魔されず、自宅や普段行く場所とは異なる空間で考えると、いつもとは違った気持ちや想いが出てきたりします。
小説家が旅館に籠って小説を考えることがあると聞いたことがありますが、その気持ちがわかるような気がします。
私もノートに考えたことをまとめています。
ミニマリストの一人旅
メリハリのあるお金の使い方
お金のかけ方はミニマリストの方が少ないかと思います。
お金をかけないというよりは、メリハリをもって観光しています。
例えば、観光地ならではのグルメは楽しみますが、無駄にペットボトルを買ったりはしません。
一人旅の意義
ミニマリストにとっての一人旅の意義は何でしょうか?
それは、自分と向き合う時間を作ることです。
こうした時間をあえて作ることで、日頃の雑念から切り離され、いつもはフタをされている感情や考えと静かに向き合えると思います。
私は、一人旅を定期的に行うように意識しています。
年末年始や新しい年度始まりの4月に気持ちを切り替えたり、新しい挑戦をしようと考える人は多いと思います。
しかし、一年を過ごすうちに忘れてしまうことが大半だはないでしょうか。
掲げた目標や理想を達成するためにも、定期的に実施する必要性があると思うのです。
宿泊することにも意味がある
日帰り旅行では自分と向き合う時間がそこまで取れないため、できれば日帰りではなく、一泊はしたいところです。
集中して向き合えるのは、夜の時間と朝方です。
できれば、紙とペンを持って頭から思考を吐き出します。
また、新しい場所に行けるに越したことはないのですが、別に遠出して旅館やホテルに泊まる必要はありません。
一人日常と異なる空間に居れば良いのです。家の近くのホテルでもいいのです。
誰にも邪魔されず、自分と向き合う場所を作ることが大切だと思います。
是非、一人旅をして、ご機嫌な生活を手に入れていきたいところです。
最後になりますが、下呂温泉はとても良い観光地でした。
是非、足を運んでみてください!
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