どうもこれすけです!
本格的ミニマリストになって1年が経ちました!早い!
ミニマリストになって心から良かったと思っていますが、やはり後悔したことや失敗もありました。
これからミニマリストになろうと思っている方に向けて、
- ミニマリストになるにあたって後悔したこと、失敗したこと
- 後悔しないためのアドバイス
をお伝えできればと思います。
ミニマリストになるにあたって後悔、失敗したこと:5選
まずは失敗談からまとめてみます!
持たないことが正義だと考える
著名なミニマリストの方の話や記事などを見ると、モノが少なければ少ないほどミニマリストとして洗練されている人という印象を受けます。
実際、有名なミニマリストの人の部屋は本当にモノがありません。
例えば、私も参考にしている、ミニマリストしぶさんは、分かりやすいほど(ある意味極端なほど)モノを持っていません。
私も有名なミニマリストに憧れて、とにかくモノを持たないようにしなければ、と思った時期がありました。
この時期は、断捨離によって身辺整理を行うと同時に、「買ってはいけない」という考えがいつもあり、買い物が億劫でした。
また、世間的なミニマリスト像ですが、知人と話していても、「ミニマリスト=持たない人」と考えている人は多いように思います。
このようにミニマリストはモノを持たない人というイメージが先行していることもあり、モノを持たないことが正義だといった考えに陥るのも無理は無いように思います。
しかし、このような考え方でいる限りは、ミニマリストとして辛いままになってしまいます。
捨てすぎる(勢いに任せない)
結構問題です。割と真面目に後悔します…。
特に、二度と手に入らないモノを捨ててしまった際は、その場は決別だ!と踏ん切りをつけても、後で後悔することもやはりあります。
また、日常品でも捨てすぎて生活に支障が出ることもあります。
直近で感じているのは衣類です。
特に、春、秋といった中途半端な時期に対応できる服がないので困ります。
2年目になって衣類は捨てすぎたと思うことがチラホラあります。シーズンや機能性は意識してもいいかもですね。
ミニマリストの固定観念に縛られる
ミニマリストになると、恐らく大半の人が下記のようなことを考えます。
ミニマリストたるもの
- モノを持ってはいけない
- モノを買ってはいけない
- 無駄な交友関係を断ち切る
- 質素な生活を送らなければならない
- 趣味もお金がかからないコトでなければならない
など、列挙すれば幾つでも出てきますし、私も考えたことがあることばかりです。
このように一般的なミニマリスト像を自分に当てはめると窮屈でストレスです。
せっかくご機嫌に生きる手段を手に入れるはずが、本末転倒です。
他人のミニマリスト像になるのではなく、自分が望むミニマリストを考える必要があります。
交友関係を断ち切り過ぎる
無駄と思える交友関係を正しく捉えないと、実は大切な人を失いかねません。
また、「ご縁」という言葉もあるように、思いがけないところから自分にとって大切な人に出会うこともあります。
ミニマリストになったから「もう人付き合いはしない」と短絡的に考えるのはあまりにももったいないと思います。
アクティブで外出好き。交友関係が元気の源の方は、交友関係のミニマル化はしなくても良いと思います!
ミニマリストが一番の暮らし方だと慢心する
私も知人や会社の人にミニマリストであることを伝えていますが、聞かれない限りは良さやどんな暮らしをしているかまでは答えないようにしています。
始めた頃は、何か断捨離するごとに誰かに伝えたくて、よくメリットを伝えていましたが、自分が逆の立場だったら鬱陶しいなぁと思います。
「お前もミニマリストに絶対なった方がいいって!」とか言っちゃいそうですが(私は一時期言っていました)、ただのウザイ人です(笑)
勿論、Youtubeやブログで発信することは、ミニマリストに関心がある人にとって価値があるので、とても意味があることだと思っています。
他の人には他の人の生き様がありますし、ミニマリストは自分の気持ちや心と闘う部分もあるので、押し付けられるのではなく、自発的にミニマリストになろうという意思が必要だと思います。
失敗しないためのアドバイス
それでは失敗談から活かせることをまとめていきます!
アドバイスなどという大それたことが言える訳ではありませんが、これからミニマリストになろうと考えている方へ。
以下は、上述の「ミニマリストになるにあたって失敗したこと」で記載した順に対応しています。
自分にとって「大切」なモノに囲まれて過ごす
失敗談:持たないことが正義だと考える
「ミニマリスト=持たない人」ではありません。
短絡的にそのように考えることは、ミニマリストの本質とは異なります。
ミニマリストは、自分にとって大切だと思うモノだけに囲まれて生活する人です。
「持たないこと」が正義ではなく、結果として「大切なモノだけが残っている人」というのミニマリストだと私は思います。
そう考えたとき、ミニマリストでも色々な人、生活の仕方があって良いことに気付きます。
色々なミニマリストが居ていいはず
ミニマリストをざっくり眺めると、皆同じに見えてしまいますが、私は違うと思っています。
例えば、著名なミニマリストの方でキッチン回りの収納に何も入っていない方がいました。
この方は、料理を自分の大切なモノ(コト)から外しています。
しかし、私はミニマリストですが、料理が好きなのでキッチン回りは食料品や調味料が結構あります。
でも、食事も料理も大切なコトなので、それらを断捨離したりはしません。
このように、自分の趣味や大切な時間を断捨離してミニマルにする必要はないと思うのです。
参考ですが、ミニマリストのけんさんは、趣味としてフィギュアをコレクションされています。
けんさんにとってはフィギュアは大切なモノなので、残していて何ら問題ないと思います。
オタク・収集癖にミニマリストは無理なのか?【ラブライバーが解説】
https://minimalistken.com/minimalist-otaku
勿論、世間一般的なミニマリストに比べたらモノが多いなぁと思われるかもしれませんが、他のところで自分にとって不必要なモノを断捨離していればいいと思います。
私なりの答え:ミニマリストはモノが少ない人ではなく、大切なモノだけに囲まれている人
直近使ったことがあるかが判断のポイント
失敗談:捨てすぎる
判断軸
前提ですが、我々の今の生活は一生同じではありません。
必要なモノは生活環境によって変わります。
ただ、現状の生活が結婚や引っ越ししない限りは、ある程度変化しないのも事実です。
そこで、一つの判断軸として、過去1年で使っているか、否か、で考えるのがオススメです。
過去1年で使わないモノ、特に気にも留めなかったモノは捨てて後悔したケースはほとんどありません。
失敗談として春、秋の衣類を挙げましたが、あれは単純に衣類を減らしたいという気持が先行した結果です。
どんなモノが後悔しやすいか
過去1年を判断軸として挙げましたが、1年間使っていなくても大切なモノはあると思います。
例えば、自分を形作ってきたモノです。つまり、思い出のモノです。
また、希少性のあるモノは、資産として所有し続けることで、今後さらなる希少性が得られるかもしれません。
二度と手に入らないモノ、と言ってもいいかもしれませんね。
それ以外には、日常生活のクオリティを下げるモノになると思います。
これらは、無理して断捨離しないことです。
整理してみます。
<二度と手に入らなモノ>
- 思い出のモノ
- 希少性があり、二度と手に入らないモノ
<生活のクオリティを下げるモノ(支障が出るモノ)>
- 衣類
- デスク&チェアー
ちなみに、一人暮らしをされている方は、二度と手に入らないモノの類は実家で保存するのも手としてありだと思います。私は実際にそうしています。
私なりの答え:1年以上使っていないモノを断捨離対象としつつ、二度と手に入らないモノは無理して捨てない。
完璧主義にならない
失敗談:ミニマリストの固定観念に縛られる
お伝えしてきた通り、ミニマリストとは自分にとって大切なモノだけに囲まれる暮らしをする人という考えに基づけば、色々なミニマリスト像があります。
一方で、世に発信されているある意味一般的ミニマリスト像もあるのも事実です。
その像に縛られて、自分を失っていてはご機嫌な生活はいつまで経っても送れません。
ブレてはいけないのは、自分なりの判断軸をもって、自分らしいミニマリストを実践していれば、それでOKということです。
大切なモノは人それぞれ。
ミニマリストは自分にとって大切なモノに囲まれた暮らし。
なので、ミニマリスト像も人それぞれ。
ですね。
ミニマリストは本当に多様ですし、そうあって良いと思います。
私なりの答え:自分なりの判断軸を持ち、自分なりのミニマリストを実践すればオッケー
一緒に居てストレスを感じるかが判断基準
失敗談:交友関係を断ち切り過ぎる
ミニマリストはモノだけではなく、人間関係もミニマルであるべきだ!といった声はよく聞きます。
しかし、自分にとってストレスがかからない、あるいはマイナスになるような(残念ながら一緒にいて不幸になる人はいます…。)人間関係でなければ、無理に断捨離する必要はないと思います。
というのも、何気ない人間関係から思いもよらない流れに進む、なんてことは起きると思いますし、人生の醍醐味でもあります。
ミニマリスト界隈、特にお金をかけないことにも極端な派閥(?)では、飲み会はそもそも誘われないキャラになってしまうといった声もあります。
勿論、大切な人にだけ時間を割いて、その人とだけにお金を割けば、時間もお金も生まれます。
しかし、何かを得ると何かを失うトレードオフのように、思いもよらない運命も失ってしまうかもしれません。
人間関係はシンプルに、自分に負荷がかかるか否かの判断で良いと思います。
大切ではないが、ストレスがかからない人は、関係を切るのではなく、何もしないくらいの塩梅でいいと思うのです。
私なりの答え:ストレスを感じるかのシンプルな判断軸で考える方がラク
「ご機嫌に」生きるためのあくまで手段の一つ
失敗談:ミニマリストが一番の暮らし方だと慢心する
どのような生き方にも正解、不正解、優劣はないと思います。
自分にとって、気持ち良い生き方ができていることが大切ではないでしょうか。
その手段の一つとして、ミニマリストが存在しています。
ミニマリストになって、大切ではないことに日常から解放されました。
その中で、さらに自分の人生、暮らしをより良くしていけないかと考える時間が増えています。
私はたまたまこの暮らしがあっていますが、そうではない人もいると認識することができていれば、他の生き方の良い点を取り入れつつ、さらにより良い暮らしに向かっていける気がします。
ミニマリストに他の生き方をインストールする感じですかね。バージョンアップです。
私なりの答え:ミニマリストはご機嫌に生きる手段の一つと自覚し、多様な暮らしを受け入れる余裕を持つ
今回は後悔したことをまとめましたが、ミニマリストになったこと自体には全く後悔はなく、むしろ良かったと思っています。
ただ、試行錯誤の中で後悔、失敗したことはあったので、それを乗り越えるヒントとしてもらえれば幸いです!
良かったらこちらの記事もどうぞ。
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