こんにちは、これすけです。
今回はこちらについてまとめてみたいと思います。
断捨離をしたいと思ってるけど、どう進めるのが良い?
実体験を踏まえ、メリデメを整理したうえで、断捨離のステップについてまとめてみます。
断捨離のメリット・デメリット
まずは、私の断捨離歴について少し。
私は、2年前の2022年に断捨離を実施し、今では断捨離前の3割ほどのもので生活しています。
断捨離をしようと思ったのは、うまくいかない日々が続いたからでした。
何か行動を起こして変えようと思った時、一番時間を過ごす自分の部屋から変えようと考えました。
実際、断捨離をしてから生活は激変しました。
余談になりますが、コンサルタントの大前研一氏はそれは3つの方法しかないと提唱しています。
人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの方法でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を変えない限り、決意だけでは何も変わらない。
大前研一・ほか著『時間とムダの科学』(プレジデント社)2005年,p95
有名な話のようなので知っている方も多いかもしれません。
断捨離は大前氏の提唱する二番目に近い行動だと思っています。
住む場所を変えられれば一番ですが、変えられないとしても自宅の中身は変えられます。
住む空間内を変えることは、住む場所に次いで効果的な打ち手と考えています。
実際、私も変わりましたし、多くの断捨離経験者の語るところかと思います。
断捨離は人を変える。
さて、話を戻します。
断捨離はメリットしかないと考えています。感じたメリットはこちらです。
時間
- 意思決定の時間が減る
- 大切なことに時間を割ける
お金
- お金が貯まる
- お金の管理がしやすくなる
モノ
- モノを大事に扱う
- 物欲が減る
- 本当に必要なモノだけ買う意識がつく
その他
- こまめに掃除をしたくなる
- 掃除が簡単になる
- 引っ越しが楽
デメリットはと言われると…、
断捨離のデメリット
- 友達が来てもすることがない(私は特に気にしませんが笑)
- 後から必要、大切なものだと気付く
くらいでしょうか笑
少しでも良いので、やってみることが大切な気がします。
あれこれ考えるのは、その後です。
大切なモノに目を向けるのは気持ちがいいものです。
断捨離のステップ
STEP1:なんのために断捨離をするのか?を考える
断捨離をする理由は色々あるかと思いますが、多くの方は「(自分を・生活を)変えたい」といったところから調べたり、やってみたいと思っていることかと思います。
ここでは、私の体験も踏まえ、自分を変えること、大切なものに囲まれて充実した生活を手に入れることをゴールにしてみたいと思います。
さて、断捨離はちょっとした勇気が必要です。
これ、使うときあるよ絶対。
思い出の品だから捨てるのはなんだか…。
色々な想いや考えがモノと結びついて、手が止まります。
それもそのはずで、断捨離はやや崇高な行為なのです。
断捨離は自分の価値観と向き合い、本当に大切で必要なモノを見極める行為
残されたモノたちは、あなたそのものです。
そして、面白いことに、
断捨離すること(モノが減ること)で、かえって充実するという逆説的な要素があります。
ただ、一度スタートを切ってしまえば、「かえって充実する」部分は必ず感じることができます。
だからこそ、始めるための、ちょっとした勇気も必要なわけです。
STEP2:断捨離の実践
断捨離のステップ
- 現在の部屋の写真を撮影しておく(私はこれを失念し後悔しています…)
- 衣類→小物→家具家電の順がオススメ
- 判断基準は1年間で使ったかどうか(ここはドライに)
- 思い出の品などは写真を撮っておく
- 捨てる時には、「ありがとう」と心でつぶやく(意外と大事)
- 決して振り返ってはいけない(一度決めたら徹底しましょう)
1. 現在の部屋の写真を撮影しておく
断捨離の最初の儀式みたいなものです。
断捨離後にこれだけ自分を見つめなおしたんだと実感できることが大切です。
もとの不要なものに囲まれた生活には戻らない!と定期的に自分を鼓舞するためにも是非記念撮影を。
私はこれを部分的にしか行っておらず、大変後悔しております…。
2. 衣類→小物→家具家電の順がオススメ
順番は色々と議論があるところかと思いますが、私は衣類→小物→家具家電の順が良いかなと思っています。
まず衣類から攻める。
クローゼットで隠れていることと、衣類こそ流行などもあり、1年以上使わないものが眠っていることが多いからです。
そして、小物よりもやや大きいため、断捨離の実感が得られやすく、次への流れができやすいと感じました。
次に小物。
小物は、部屋の見えるところに置いてある物より、クローゼットや押し入れなど目につかない所にあるものから始めると良いかと思います。
小物で普段使わないものは、なくなっても生活に支障が出ることはあまりないはずです。
また、チップスですが、
一つの機能のために存在し、代替可能なものは、できれば断捨離対象とする
どういうことかというと、例えば卵焼き用フライパンです。
料理が好きとか、卵焼きが生活を充実させている!という方は必要ですが、そうでない方は通常のフライパンで事足りるはずです。
また、代替可能かが大切で、例えば掃除機は掃除に特化したものですが、代えがきかない(ほうきやモップがありますが、やや力不足でしょうか…)と思うので断捨離対象から外すなど、吟味しながら進めると良いかと思います。
3. 判断基準は1年間で使ったかどうか
判断基準を設けないとブレていては進みません。
1年というサイクルで使われないものは、今後も使う機会はほぼないと思っていますので1年としています。
ここはドライにいきましょう。
選別基準は、過去1年で使用したか否か
4. 思い出の品などは写真を撮っておく
これは実践してみて良かったと思うことです。
まず、思い出を残せることと、写真に残したことで思い切って断捨離できました。
(実際、タイタニックのエンディングで老いたローズがダイヤを海にぽいっとするかの如く、えい!と言いながら断捨離したこともありました。)
5. 捨てる時には、「ありがとう」と心でつぶやく
少なくとも同じ時空を過ごしたものたちです。
感謝の気持ちは大切にしたいところです。
6. 決して振り返ってはいけない
千尋が現世に帰るときに振り返らなかったように、私たちも振り返ってはいけません。
一度、ステップ5まで進み、感謝の気持ちを伝えて袋に入れたものを蘇らせえてはいけません。
これは大切な、永遠の別れなのです。
STEP3:処分する
捨てる際に思うことは、「これ売れないか?」です。
処分の方法は主に3つあります。
処分の方法
- ゴミに出す(スピード優先) *高く売れそうなモノ以外はゴミに出すのがいいと思います。
- メルカリに出す(利益優先)
- その他業者に売る(利益優先)
1.ゴミに出す(スピード優先)
断捨離はできる限り素早く処分することが大切だと思っています。
いつまでも部屋にあると、また愛着?が湧いてきたり、せっかくの決断を無駄にすることになるからです。
なので、高く売れそうなもの以外はスピード優先でゴミに出すのがいいかと思います。
2.メルカリに出す(利益優先)
高く売れそうな衣類や家電はいくつか「メルカリ」に出しました。
- 漫画
- キーボード
- 時計
- シャツ
漫画はキングダムを売ったのですが、2万円程で売れました。
ただ、もっと高く売れたなと反省しています笑
メルカリで売ることのメリットは、
メルカリで学べること
- 購入した商品の価値がいくらになるのか
- 需要と供給の関係(高く売れるのは需要>供給のとき)
- 価格交渉
などです。
断捨離とは逸れますが、生きていくうえで大切なスキルだと思っています。
一方、断捨離を進めていくにあたってのデメリットは、
3.その他業者に売る(利益重視)
こちらは使用していませんでしたが、「Amazonで買い取りサービス」をしています。
機会があれば利用してみたいと思います。
まとめると、
処分の考え方
- 大前提は、可及的速やかに断捨離対象となったモノを部屋から出す(ゴミとして処分)
- 高く売れるモノに限っては、メルカリなどを検討
となります。
STEP4:断捨離し続ける仕組みを作る
断捨離を進めたことで、自分の生活で大切なモノ、囲まれていたいモノが見えてきました。
継続させる工夫も行いましょう。
私がやっていることとしては、
断捨離を継続するために
<継続する>
- 月に1度、軽く点検。4月や年末など節目のタイミングで点検する
- 何かを購入するときは、リストアップし1か月くらい寝かせてみる
- 何かを購入した際(特に家具家電など大きいもの)は、何かを部屋から出せないか検討する
<楽しくする>
- 支出が減ってお金が貯まっていくことを楽しみにする
- より少ないもので楽しく生活する方法を想像する
などです。
楽しくする部分は今も模索中ですが、倹約の結果としてお金は増えてほしいですし、断捨離した結果として生活は充実しているかと思うので、より良くするために試行錯誤するプロセス自体も楽しみにしたいところです。
【参考】私の部屋にあるもの
最後に参考程度で私の部屋(1K、20㎡)にあるものをまとめてみます。
リビングにあるもの
- デスク(ノートPC、モニター、椅子)
- ベッド(無印良品シングル)
- テレビ台(テレビは処分しました。テレビ台も追って処分予定です。ニコン、フレグランス)
- 観葉植物(フィカス・ベンガレンシス。名前は「くねすけ」です。)
- リュック
- 加湿空気清浄機(プラズマクラスター)
- ダンベル
クローゼットですが、
- スーツ5着
- 冬服(ダウン1、トレンチコート1、パーカー1、セーター1、シャツ2)*夏物も1,2着収納。
- 本
キッチンにあるもの
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 炊飯器
- 電気ケルト
キッチンも基本的にモノは置いてありません。
料理はするので調味料などはシンク下などに収納していますが、目につく場所はすっきりさせています。
結果的に、断捨離前と比べ、モノを7割ほど削減した暮らしができています。
これで過不足なく、十分です。
断捨離は奥が深いと思います。
ちょっとした勇気も必要ですが、是非、自分自身と向き合い、充実した生活を手に入れてください。
一緒に頑張りましょう!
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