こんにちは、これすけです。
今回はこちらについてまとめてみたいと思います。
家計簿をつけているのに収支がマイナスの月が発生してしまうのは?
家計簿をつけられている方は、毎月自身の生活を振り返り、倹約されている方かと思います。
しかし、ある月に予定していた支出よりも多い支出が発生して赤字に…。
なんてことはないでしょうか。
かく言う私も、不定期に赤字月が発生してしまい、どうにかならないかなと思っていました。
しかも、こういった支出は意外と額が大きく、ダメージが大きいのが特徴です。
要因を分析していくと、固定費と変動費以外にも年間で発生する「特別費」の考慮が不足していることに気付きます。
ここでは、固定費、変動費にテコ入れをした後の、「特別費」についてまとめてみたいと思います。
「特別費」に目をつけると赤字の月がなくなる
特別費とは
変動費が毎月かかるが変動する支出、固定費が毎月一定額かかる支出です。
特別費も含めると、下記のような分類になります。
特別費とは
毎年、特定の月あるいは突発的にかかるやや大き目な支出
例えば、年末年始に毎年実家に帰省する方は、年末年始に交通費や家族と過ごすための支出などがかかります。
このような、一年間をみたときに、特定の月にのみ発生する支出を特別費と考えます。
この特別費を考えずに月間予算を決定すると、特別費が発生した月は赤字になります。(もともと想定していないワケですから)
また、例の年末年始の帰省といった発生がある程度予測できる支出だけではなく、1年あれば予想していない突発的な支出が発生することもあるかと思います。
このような突発的な支出も想定し、余裕がある月間予算を考えると赤字になることは減っていきます。
ですので、
特別費を考慮した月間予算を考えることで、特定月に発生する支出、突発的な支出に対応できる。
と言えると思います。
特別費の種類
特別費にはどのようなものがあるのかまとめてみます。
実際に私が考慮している特別費(私は独身男性です。)と、家族がいる方の特別費を想像しつつ洗い出してみました。
3つに分類していますが、これは私の独断と偏見です笑
イベント編
- 誕生日(自分、家族)
- 父の日
- 母の日
- 記念日(結婚記念日、付き合った記念日など)
- 親孝行
- 帰省(交通費、実家でかかる費用、年始ならお年玉など)
- 子供の学校行事
- クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー
- クリーニング(季節ものをまとめてクリーニングに出すなど)
年間固定費編
- 年会費(カードなど)
- 家賃更新
- 税金、保険など
家賃更新など2年おきに発生する費目なども把握しておくとベターです。
不定期発生編
- 冠婚葬祭
- 旅費
- 美容
- 衣服
- ふるさと納税
- 予備特別費(1年間の実績を踏まえて予備費を用意するといいと思います。)
- その他、今年だけは想定されている費用(引っ越しなど)
家族構成や居住エリアによって発生する特別費もあると思いますので、このあたりは各々チューニングいただければと思います。
特別費を設定ステップ
特別費の設定は、下記ステップを踏むと良いと思います。
特別費の設定ステップ
- 上記の「特別費の種類」を参考に予算を決め、記録しておく
- 想定通りした特別費は実績を記録、想定外で発生した特別費はかかった内容と費用を記録する
- 1年分を振り返り、オリジナルの特別費とその金額をまとめ、来年の予算決定の参考にする
始めて特別費を考えるのであれば、予測でスタート。1年間の実績を踏まえて、翌年以降の特別費を検討する流れです。
固定費、変動費に目が行きがちですが、特別費を考慮することでよりお金に対する意識が高まります。
ケース:私の2024年の特別費
参考ですが、私は下記のように2024年の特別費を設定しています。
ご祝儀より上の費目は、基本的に2023年にかかった実績を横置きしています。
- 親孝行は今年は母が古希ですので、今年は入れています。
- ホワイトデーは会社の社交辞令分。
- 家具家電はミニマルライフを充実させるための家電を検討しています。
- 今年は引っ越しをすることを想定。
また、特別費は若干余裕をもって金額設定しているので、余った分は倹約に成功したとして貯金するか、ご褒美で他の予算に組み込むなどしてもいいと思います。
例えば、今年は結婚式に1組くらい呼ばれそうだと想定していますが、呼ばれなかったら浮いた分を旅費に回すなどですね。悲しいですが笑
特別費に甘えない
意識してほしいのは、年間の特別費の合計額です。
私の場合は、約56万円(例年は30万円前後です。)の特別費を予算設定していますが、全部を使うつもりは全くありません。
結構額が大きいので、むしろ日常の支出から倹約していこうという意識が生まれますし、いかに特別費の額を減らせるか考えることにも繋がります。
さて、大事なのはこちら。
年間で設定した特別費の合計額は超えないように努力する
特別費は下手をすると、「特別」という言葉に甘えて、あれこれ特別費で計上しがちです。
私も実際そうでした。
ある家電を買いたくなり、特別費だからいいや!
なんてことを繰り返していたら、設定した特別費の額を超えて、結局赤字月の誕生です。
ですので、いくら特別とはいえ、年間で決めた予算は超えないように努力しましょう。
むしろ倹約を目指す我々からすると、特別費自体もできる限り抑え、限られた予算で最大限充実させていく工夫をしていきたいところです。
固定費、流動費、特別費の三大支出を制して、充実したご機嫌ライフを手に入れたいですね。
一緒に頑張りましょう!
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